2017/12/15

・妊活は男性パートナーの協力が不可欠
妊活は男女一緒に協力し合って妊娠を目指していくものです。しかし妊活中の人達のなかには、男性の協力がじゅうぶんではなく女性が一人で悩みを抱えてしまっているケースも少なくないようです。
このような状況になりがちなのは不妊の原因が男性側にあることもじゅうぶんにあるという認識が薄い男性が多いからでしょう。
男性の精子の量や質に問題があるケースなど不妊の原因が男性側にあるケースも少なくありません。妊活中の男性は妊娠力を上げるためには男性も努力していくことが大切だということを自覚してしっかり取り組んでいきましょう。
・妊活中の食事について
精子の量や質を高めていくためには、生活習慣の見直しが必要です。睡眠不足、運動不足、飲酒、喫煙など生活習慣が乱れてしまっている人は改善していくことが必要になります。
また食生活の改善も大切です。特に仕事をしている男性は忙しくて食事を抜いたり、コンビニですませたり、付き合いで外食が多いという人もいるでしょう。また、食事をとる時間が毎日バラバラだったり、人間関係のストレスでドカ食いしてしまっている人もいるでしょう。
そのように食生活が乱れてしまっている人は、精子をつくるのに必要な栄養をしっかりととれていない可能性があります。食事で摂った栄養が精子の形成に使われるまでに70日くらいかかると言われているので、できるだけ早く食生活の改善にとりかかりましょう。
・妊活中の男性がとるべき栄養素
ここで、妊活中の男性が積極的にとっていくべき栄養素をいくつか紹介します。
「タンパク質」
タンパク質は筋肉や肌をはじめ、体のいろんなものをつくるさいに必要となる栄養素で、精子をつくる際も欠かすことのできない栄養素です。
牛、豚、鶏肉、まぐろ、卵、牛乳などの動物性たんぱく質と大豆製品や豆類などの植物性たんぱく質をバランスよく摂取していきましょう。
「亜鉛」
亜鉛は食生活が乱れてしまっていると不足してしまいやすい栄養素です。亜鉛は精子がつくられる際に必要となる栄養素なので不足してしまうと精子の量が不足してしまいます。
亜鉛を多く含んでいる食材は、牡蠣や牛や豚のレバー、そら豆などがあります。普段あまり食べないという人も多いと思うので、そういった人は意識してこういった食材を食事にとりいれていきましょう。(ちなみに牡蠣であれば1日5個くらい食べれば必要量を摂取することができます)